健康診断
当院では、労働安全衛生法で受診が義務付けられている雇用時の健診や定期健診などの企業健診、そして個人が自主的に受ける自費健診を受けられます。
病気を早期に発見して適切な治療を受け、健康を長く守るために、健康診断は大きな役割を果たします。健康診断の結果を踏まえて栄養バランスのとれた食生活や適度な運動、十分な睡眠などのセルフケアを行うことで、心筋梗塞や脳出血につながる生活習慣病を効果的に予防することもできます。ご自分のお体の状態を理解し、適切な健康管理を行うために、有効な健康診断を当院では提供しています。
定期健康診断
法律で年に一度実施することが義務付けられている健康診断で、職業や職場環境などにより受診頻度が半年になったり、追加の検査項目が必要になることもあります。当院では必要な検査項目や頻度、実施期間や受診方法についてきめ細かくご相談が可能です。また、生活習慣病検査などオプション検査を組み込むことでカスタマイズすることもできます。指定用紙などの記入についても対応できますので、まずはご相談ください。
雇用時健康診断
就職や転職などの際に受けることが義務付けられた健康診断です。基本的に一般的な健康診断と同じ検査内容ですが、職種や職場環境によってそれ以外の検査項目が必要とされる場合にも幅広く対応しています。また指定用紙への記入も承っています。
検査項目
雇用時健診 8,000円(税込)
事業者は常時使用する労働者を雇い入れる際は、その労働者に対して、下記の項目について、医師による健康診断を行わなければなりません（労働安全衛生規則第43条）。
- 既往歴、業務歴の調査
- 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
- 胸部X線検査
- 血圧の測定
- 貧血検査（血色素量、赤血球数）
- 肝機能検査（ALT、AST、γ-GT）
- 血中脂質検査（LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド）
- 血糖検査（空腹時血糖、またはHbA1c）
- 尿検査（尿中の糖、および蛋白の有無の検査）
- 心電図検査
定期健診 8,000円(税込)
事業者は年に1回（深夜業や坑内労働などの特定業務従事者は年2回）以上、定期的に下記項目の健康診断を行わなければなりません（労働安全衛生規則第44条）。
- 既往歴、業務歴の調査
- 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
- 胸部X線検査、および喀痰検査
- 血圧測定
- 貧血検査
- 肝機能検査（ALT、AST、γ-GT）
- 血中脂質検査（LDL コレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド）
- 血糖検査（空腹時血糖、またはHbA1c）
- 尿検査（尿中の糖、および蛋白の有無の検査）
- 心電図検査
※身長・腹囲、胸部X線、喀痰、貧血、肝機能、血中脂質、血糖、心電図の各検査については、医師が必要でないと認めた場合には、省略することができます。
自費健診
何ら症状が無い時に、健康診断を目的として検査を受ける場合は、健康保険は使えませんので「自費」となります（そのかわり検査項目は自分で選択することができます）。
※自費健診の結果、何らかの病気が発見された場合には、以後、その病気の診療には健康保険が使えます。
