はじめての方へ
1問診票記入
受付のスタッフにお名前をお伝えください。保険証を提示いただいたら、問診票をお渡しします。
問診票にご記入いただきますが、不明なことがありましたらスタッフにご質問ください。
問診票を提出いただいたら、診療についてご案内します。
※再診時でも、毎月最初の診療では保険証の確認が必要です。その月最初にご来院される際には、必ず保険証をご持参ください。
2診察
問診票の内容を口頭で確認しながら、必要な質問を行って医師が診察します。その後は、状態に合わせて視診・聴診・触診などの理学所見をとります。この時点で軽症と判断される場合には、検査をせずにお薬の処方を行うこともあります。
3検査
診察時に得た情報から状態を説明し、必要な検査・処置についてご相談します。検査には、15分ほどで結果がわかるもの、予約して後日受けていただくもの、結果が出るまでに10日程度かかるものなどがあります。当院では、採血の一部項目、採尿、胸部レントゲン、心電図といった一般的な項目以外に、呼吸機能検査、超音波検査、内視鏡検査なども院内で受けられるようにしています。
4処置・結果説明
必要に応じて、注射や点滴、内服薬・坐薬投与、浣腸などの処置を行います。検査と処置の後は、診察室で検査結果や診断結果を医師がわかりやすくお伝えして、治療に必要な薬を処方します。診断結果によって他の診療科や入院可能な医療機関などの受診をお勧めする場合もあります。その場合には、適切な医療機関をご紹介して、患者様がスムーズに受診できるようサポートしています。
5お会計
処置と結果説明後は、待合室でお待ちください。受付がお名前をお呼びしてお会計後、ご帰宅となります。お大事にどうぞ。
診療案内
内科
当院の内科では、急性症状から慢性疾患まで、幅広く診療しています。急に起こる咳、痰、喉の痛み、発熱、腹痛、下痢、吐き気などに加え、生活習慣病をはじめとする慢性疾患に関してもご相談いただけます。糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病に関しては、薬物療法だけでなく、食事や運動、禁煙など生活習慣改善をできるだけストレスなく続けられるようサポートして、長期的に良好なコントロールができるようにしています。
消化器内科
食道・胃・十二指腸・小腸・大腸という口から肛門までの消化管に加え、肝臓・胆のう・膵臓など消化器全体の専門的な診療を行っています。苦痛の少ない内視鏡検査も行っております。
胃カメラ
胃カメラ(上部消化管内視鏡)は、先端に小さなカメラが付いたスコープを鼻もしくは口から挿入して、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。炎症やポリープなどの状態を精密に観察でき、がんの早期発見の確率が飛躍的に高まります。疑わしい病変の組織を検査中に採取でき、ピロリ菌感染の有無も確かめられるため、確定診断につながります。特に胃がんリスクが高い慢性萎縮性胃炎やピロリ菌感染陽性の方には、定期的な胃カメラ検査をお勧めしています。
大腸カメラ
大腸カメラ(下部消化管内視鏡)は、先端に小さなカメラが付いたスコープを肛門から挿入して直腸から盲腸までの大腸全域の粘膜を直接観察する検査です。炎症、前がん病変のポリープや大腸がん、潰瘍などの病変を確認でき、病変の組織をその場で採取できるため、病理検査を行うことで確定診断が可能です。他の検査では識別困難だった大腸の色調変化や粘膜面の変化を精密に観察できるため、大腸がんの早期発見に大きく役立ちます。また、ポリープに関しては発見したその場で切除する日帰り手術が可能であり、これにより大腸がん予防にもつながります。
ピロリ菌
ピロリ菌感染は、胃粘膜が慢性的な炎症を繰り返して粘膜の萎縮が生じ、慢性胃炎をひき起こします。普段から胃の痛みや不快感、吐き気などがある場合はピロリ菌感染が原因となっている危険性があります。慢性胃炎が進行すると胃粘膜の組織が減少する化生性胃炎になりますが、これは「前がん病変」と呼ばれるほど胃がん発症リスクが高い状態です。日本人の胃がん発症のほとんどは、ピロリ菌感染が関与していることがわかってきていますが、ピロリ菌は除菌治療によって除去することが可能です。ピロリ菌の除菌により将来的な胃がん発症のリスクが減少するだろうといわれています。
健康診断・人間ドック
健康を保つために、そして生活習慣病やがんといった日常生活に大きな支障を及ぼす疾患の予防や早期発見につなげることを目的に行います。診察や各種の検査によって健康状態を評価しますが、以前の結果と見比べることで健康により役立てることができます。当院では、企業健診や特定健診をはじめとした各種健康診断を受けられ、内視鏡検査を加えた人間ドックコースもご用意しております。
予防接種
当院では、成人向けのインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチン等の予防接種を行っています。また、北区や厚労省の助成制度を利用して風疹抗体検査も受けられます。
